20012月号

加速する現代っ子感覚
第9回こどもコーラスフェスティバル開催

 二月十一日十三時より、三重県総合文化センター中ホールにおいて、第九回「こどもコーラスフェスティバル」が津市内十四小学校から三十一チームが参加して行われました。
 L森会長、L井阪実行委員長、L中村豊久副実行委員長以下実行委員がが十時三十分に集合。打ち合わせの後、準備に取りかかりました。
 九回目ともなると、皆さん手慣れたもので、パンフレット、飲み物、交通費等準備も順調に終わり、十一時三十分の例会に備えました。
 例会終了後、昼食をレストランにて適宜取り、再度会場へ。
 すでに多くの小学生達が集合中で、受付係は忙しそうに、しかし手早く仕事をこなし、一時前には全て終了し、遅い昼食。
 三重テレビお天気キャスターの多森成子さんの司会により、予定通り一時から会長の挨拶、来賓紹介と型通り進み、一時十五分からいよいよ前半十六チームのコーラスが始まりました。
 hiro、浜崎あゆみ、嵐、モーニング娘、V6、愛内里菜とおじさん達はほとんど見たことも聞いたこともない歌手達の歌がダンスと共に続き、こどもコーラスとはとても思えず、少し複雑な心境に…。
 前半終了後、十分間の休憩の後、後半十五チームのコーラスが始まりました。
 相変わらずの選曲の中、南が丘小学校の本居長世メドレーや、櫛形小学校のコーラスに一服の清涼感を感じたのは私だけだったのでしょうか。
 審査に先立ち、三重ヴォークスボーナの素敵で素朴な歌を聞きましたが、今回の子どもたちの選曲を考えると、やはり時は流れているのだと思わざるを得ませんでした。
 その後、金賞二組、銀賞三組、銅賞四組、審査員特別賞二組の表彰を行い、最後にみんなで「また会う日まで」を斉唱。結果的には大人数のコーラスグループが金賞を受賞し、今後のやり方を検討しなければと強く感じた一日になってしまいました。