2001年5月号




 四月二十七日、チャーターナイト記念例会が津駅前に新しくオープンしたアスト津内のホテル・グリーンパーク津六階の宴会場において、三三四│B地区名誉顧問会議議長のL西條久隆を講師に迎え開催されました。
 例会に先立ち、アスト津多目的ホールにて津LC寄贈の緞帳の見学会が開催されましたが、海をテーマにした緞帳は二七〇人収容の素晴らしいホールにふさわしい出来映えのものであり、メンバー一同満足感を抱き例会場へ。新しいホテルということもありますが、なかなか良くできていて、「例会は来年からここでやろう」との話もちらほら。交通の面でも会場の格の点でもベストだとは思いますが、残念ながらオープンしたばかりでもあり、営業的な面と、値段の面でも今ひとつ難しく今後の交渉に期待をしたいと思います。
 型通りに例会が行われた後、元ガバナーのL西條久隆の記念スピーチが行われ、海洋少年団への賛助金の贈呈も行われ、若干縁遠くなっていた海洋少年団との距離も少し接近。今後の活動に期待をしたいと思います。
 その後、食事会へと進みましたが、ホテルの和食レストランのアジに若干の不安があったのですが、食事会の料理は値段と照らし合わせてもまずまずの感でありました。
 会場の明るさも手伝ってか、和気藹々の内に時間が過ぎ、L草川、L黒田両ソングリーダーのリードで「また会う日まで」を声高らかに斉唱。その後、L西條を囲んでの二次会へ。次年度会長のL伊藤雅朗のキャラクターで大いに盛り上がった上、L西條との親交も深まり四日市中央LCへの訪問の話があったやらなかったやらで十一時前に名残惜しそうに閉会。ごくろうさまでした。








 平成13年5月10日に台北ライオンズクラブ設立40周年式典が福華大飯店で行われました。
 我が津ライオンズクラブからは森会長、宮城L、宮田L夫妻、中川L夫妻、山路会計夫妻と私が参加をさせて頂きました。また、我々以外の参加クラブとして日本からは大阪扇町LC、東京京橋LC、岐阜北LCが、日本以外の姉妹提携クラブとしてフィリピンの岷里拉新社会LC、韓国漢城北岳LCが出席されました。
 その他多くの関係する人と奨学金をもらう学生も参加し推定400人くらいの参加で大変幅広い台北LCのパワー有る活動を垣間見る事が出来ました。
 式典は台北LCの洪鴻銘会長のゴングで開始され、各国の国家斉唱、その後各クラブ会長の挨拶に始まり40代会長と41代次期会長の交代式典、記念品交換、奨学金授与式と進行、式典通じての音楽は生のシンセサイザー奏者が歌も歌うと言う多才な人材の起用で盛り上がり君が代も歌ってくれイベント毎のファンファーレ付きで賑やかに式典が進行しました。 感謝状授与式では記念品を会長に渡す係りの女性がずっとガムを噛んだまま口をモグモグであっけに取られてしまうやら、時間に遅れて後で紹介される人やら、まあまあおおらかでさすが島国であっても大陸的な台湾流で格調高くかつ包容力と言う表現が相応しい内容で進行しました。 
 40代会長から41代会長への交代式は重みのある手順で進められました。
 41代会長は若い40歳代の弁護士張世興Lでここにもパワーと台北LCの新世代への期待を感じました。
 我が故行方昭蔵ライオンに対しては特別の友好に関するご挨拶を頂き、特に台北LCとの友好の功績の偉大さを感じさせて頂きました。
 式典も終了し、懇親会に入るともう波止めがかからない状況で台北LCのメンバーが奥様と壇上で舞踊とダンスの披露を延々とされ、各クラブからの飛び入りでのカラオケが始まり美味しい中華を食べながら交流を深めました。 勿論津ライオンズも山路Lが音頭をとり大合唱を壇上で行い義理の拍手と声援を沢山頂戴しました。
 こんな楽しい宴会の終了は名残り惜しいせいか何の合図も無く流れ解散で気がついた時にはかなりの人が退席した後で慌てて我々も退散しました。
 天候はおりしも台風1号が台湾近海で発生し接近中の天候不順で薄曇り小雨でしたがこれが逆に本来なら暑い台北であり今回の我々の滞在を楽にしてくれました。
 台湾政府も変わり昨年訪問した時の街行く人の元気さと溢れるエネルギーに若干のかげりを感じましたが、相変わらず日本人に対してとても友好的な国民性は変わりが無く、今後も台北LCと我が津LCの姉妹提携を通じ友好をさらに深めて行くことの重要性を再認識し帰って参りました。