2004年2月号

   

  〜格子戸を、くぐり抜け…

見上げれ…、ば、雪〜

『私の城下町』
第3回「親子歴史教室」

  2004年1月17日(土)、「親子歴史教室」シリーズ第3回『津の城下町を歩く』が開催されました。
 新年初教室の今回は、前2回の快晴とは打って変わり、朝から降り続く雪の中での開催となりました。
 1月17日といえば、1985年に阪神大震災の起きた日です。津ライオンズクラブの面々も、受付準備をしながら、「そう言えばあのときは着の身着のまま飛び出したなあ…」などと、それぞれの9年前を思い出していました。教室に先立ち、まずは未だ記憶も生々しい悲運の歴史に合掌。

 受付開始前、悪天候の中での強行開催に動員を不安視していましたが、杞憂に終わりました。参加者数は予想を大きく上回り、また、やむことのない雪の中での津城址散策にもかかわらず、子どもたちは不平を洩らすことなく真剣に学芸員の説明に聴き入っていました。
 「蛍雪の功」は、蛍の光や窓辺に積もった雪の明るさを頼りに苦学をしたという故事ですが、雪にはその明るさ以外にも、人の集中力や向学心を高める何か特別な力があるのかも知れませんね。

 ご父兄の皆様も最後まで、笑顔で我慢強くお付き合いいただきました。ご苦労様でした。体調を崩されなかったことをお祈りしています。

 むしろ最後まで、「寒い、寒い」とぼやいていたのは、津ライオンズクラブの担当会員たちでした。所詮、ライオンも猫化の動物。雪が降ったら、無理せず「炬燵で丸くなる」べきだったか。

(親子歴史教室実行委員会・記録担当:L長谷川信)


賑々しく新年例会
2003年 年末家族会
2004年1月9日(金)・プラザ洞津

  1月9日(金)プラザ洞津にて新年にふさわしく厳粛な中にも賑々しく新年例会が開催された。
 L赤塚会長の年頭の挨拶では、新聞テレビ等での景気は上向きとの報道がなされているが、まだまだ身近でそれを実感できない。切に景気の浮揚を望む。個人としては、情報機器をマスターしたい。又、長寿について沖縄の人を例に挙げ、1つは野菜の摂取量が1日350グラムと日本で1番多く、2つ目は、一生涯動けるうちには仕事をし続ける人が多いとのこと。短命の原点はストレスを多くためるということらしい。
 つづいて、YE委員長のL長谷川康弘よりYE生の紹介があり、マレーシアからチャン・チェン・イーさん(女性)のスピーチとバナー交換のセレモニーが行われた。

 その後、3件の審議事項が承認され、1件の報告事項が報告され閉会となった。
 引き続き、新年会に移り、年男の紹介ではL宮田(72才)、L赤塚、L繁田、L堀(いずれも60才)の4名がスピーチ。代表してL宮田が本年もサル軍団をどうぞよろしくとの挨拶があった。

 

その後乾杯に移り、L河村前会長のウイ・サーブの発声で宴の幕があけられた。
 その後、乙部のお姐さん方による新春初舞で新春のムードが盛り上がった。又、新春クイズ大会ではL下岡が最後まで勝ち残り高級デジタルカメラをゲット!
 毎年恒例の2003年入会者ライオンズ・ロアーではL加藤甫の指導のもと、ロアー三声で雄叫びを上げたが新入会員が2名しか出席せず、あちらこちらでブーイング。
 いずれにしろ、盛会のうちにつつがなく終了し、例のごとくまた会う日までをL黒田、L飯沼両ソングリーダーの指揮のもと手をつなぎ合唱して閉会となった。

      

   

■連載■




女性には3つの特性があります

L高野元良


 今月は、朝日生命津支社長のL高野元良にお聞きしました。
─高野ライオン、PRをお願いします。
L高野 私は、昨年5月に入会させていただき、入会後まだ1年もたっていない、右も左もよくわからない新米ライオンです。しかしながら、新米なりに諸先輩ライオンの助言等を良く見習い、早く一人前になろうという気持ちは充分あります。よろしくご指導ください。
─所属企業の紹介を。
L高野
 私は昭和52年に朝日生命に入社し、昨年4月、湘南支社より赴任してきました。
 私の所属する三重支社は、県内に12の扱い店を持っているため、月のうち三分の二は扱い店に朝礼に出かけている毎日です。距離も相当あるため、ここ三重県に来てからは、早寝早起きとなりました。
─女性観を述べてください。
L高野 仕事柄、昔から女性を数多く扱ってきた経験上、皆さんとは違った意味で私なりの女性観はあります。女性の特性という点で言えば、3つの特性があると私は思います。
 第1に、女性に対しての「やさしさ」というのは、「厳しさ」があってこそ生きるということであります。そして、「やさしい」のと「甘い」のとは全く違うと言うことです。
 第2に、女性は10のうち9が幸福であっても1が不幸と感じれば、全体の10全てが不幸と感じてしまうものです。逆に10のうち9不幸であっても、僅か残りの1が幸福であれば、全てが幸福と感じてしまうものです。したがって、この「幸福」「不幸」を「やさしさ」「厳しさ」と置き換えても同じことが言えます。皆さんの女性操縦法はいかがですか。
 第3の特性は、女性はあきらめるまで時間がかかりますが、一旦あきらめると引きずらないということです。むしろ未練がましいのは男性の方なのですね。
 女性は、全てに対して「私だけ」という意識が強い生き物です。したがって、女性と接しているときは、例えその場だけでも「君だけだよ」という態度、言葉、雰囲気が大切なのですね。かく言う私は、自分の女房1人も満足に操縦できない理屈だけの人間なのかも知れませんが…。皆さん色々豊富な経験にもとづき地に足のついた女性観をそれぞれお持ちのことと思いますが、少しは参考にしていただけたでしょうか。
─いや、いい女性学をお聞きしました。この質問が一番人間性を出してくれるようです。で、ご家族についてお聞かせ下さい。
L高野 妻1人、子供1人(男高2)、雌猫1匹の構成です。
 家族は東京世田谷に住んでいます。単身赴任4年になります。若いときは楽しいが歳とともにおっくうになってきましたね。
─皆さんに聞いているのですが健康法はどうでしょう。
L高野 私は3年くらい前から高血圧症の指摘を受けるようになりました。現在服薬中ですが、単身ですと、食べ物に気をつけることがなかなかできないので、人からもらった色々な健康食品をあれこれ試しております。痩せなければならないので、せめて土、日には酒を飲まないようにしています。
─これだけは言いたい、皆さん好きなように言ってもらっていますが…。
L高野 私は平凡な人間ですのでそれ程これだけは言いたい、我慢できないと言うものは特にありません。ライオンズに入った感想は、女性が1人もいない(前にロータリーもそうでしたが)にもかかわらず、女性に対して相当な関心をお持ちの方が多いなということです(当たり前のことですが…)。
─ありがとうございました。特に女性観はL高野の経験談を文にしてもらったような気がします。