2004年12月号

   


 「天喜」「無名舎」「永観堂」を楽しむ


 晴天に恵まれた11月21日(日)、津ライオンズクラブ家族会一行44名は、三重交通バスを貸切り、紅葉の京都の町に乗り込んだ。
 紅葉シーズンで交通渋滞が予想されたので、朝の午前7時30分に津市役所前を出発し、予定通り11時30分に例会場である伝統ある天ぷら屋「天喜」についた。
 昔は、例会前に酒を飲むことに抵抗もあったようだが、今は遠慮なく朝から車内で酒を飲ませてもらい、みんな上機嫌で例会に臨んだ。
 例会では、秋の家族会のL山路実行委員長の挨拶があったり、津ライオンズでの楽しさが忘れられずに再入会した桑名市在住のL稲畑君が紹介されたりで、てんぷらを食べたり、酒を飲んだり、ビンゴゲームなどをして楽しく過ごした。
 生活工芸館「無名舎」を見学したあと、紅葉の名所「永観堂」に向かった。境内の紅葉はまっ盛り、多数の観光客でにぎわっていた。
 帰路は、京都の町から出るのに少なからず時間を費やしたが、午後7時には無事、津に帰ってきた。



永観堂のもみじ

まずは、朝の挨拶

いねむり、おしゃべり、飲んだくれ…

お定まり、頻繁にトイレ休憩

奥さまのご理解あればこそ、再入会のL稲畑


家族会、初めてというベテランも…

いいトリオです

約60才のおじさんたち

奥さまを東京から呼び寄せて参加のL大谷

左の2人、親子?兄妹?

保存された町屋の京都生活工芸館「無名舎」

人、人、人の永観堂

人の数がお札の数に見えたというライオンも…

門前の…?

永観堂(禅林寺)

      


津中央LCが30周年記念式典

 11月17日(日)午後2時30分から津都ホテルで、津中央ライオンズクラブ30周年記念式典・祝宴が催された。
 津ライオンズクラブからは、L村山会長をはじめとして11名が出席。タイのブラザークラブなど総勢160名を上回るライオンが和やかに30周年を祝った。  

  


■新入会員紹介■

L渡辺 味(わたなべ・ためつ)
ワールドコンサルタント代表
昭和31年6月28日生まれ/三重県PTA連合会副会長/ご夫人・二男・二女/津市大里在住/SP・L加藤徹夫
[再入会]
L稲畑芳美(いなはた・よしみ)
三井住友海上スタッフサービス株式会社・名古屋支店長兼三重営業部長
昭和24年8月24日生まれ/ご夫人・一男・二女/桑名市在住/SP・L中村豊久

     

■連載■




風流を楽しみリフレッシュ


L村田彰久


今回は、L村田彰久にお越しいただきました。
ーライオンズ入会はいつでした?
L村田 昨年の9月です。私は以前、議員秘書をやっていた関係から、いろいろな方から入会を勧められておりました。
ー入会してみてどうですか印象は?
L村田 仕事柄、多くの人に顔を知ってもらっておりましたので、その皆さんから有り難い言葉をかけていただき感謝しております。
ーご趣味は?
L村田 私は、広く浅くの多趣味タイプです。何でも顔を突っ込むんですが、そのことが今の仕事にプラスになっています。例えば登山、弓道などです。
ー先ず登山について教えてください。
L村田 そんな本格的な登山ではありません。2000mまでの主に夏山です。
地元の御在所岳はもちろん鳥取の大山などへ登りました。
ー登山の魅力は?
L村田 一歩一歩汗をかいて登りきった時の達成感、爽快感、ですかね。
勿論、頂上から眺める風景は何とも言えません。また山道を歩いていると木々の葉や山肌に四季の移ろいを感じることができます。自然観察してみるとリフレッシュ出来ますよ。
ー弓道のほうは今でも?
L村田 40才を過ぎてから始めましたが、今はなかなか時間が取れません。これをやると心が落ち着くのが良いですね。作法、身のこなし、と言いますか、これをやったお陰で人前に出て気配り、目配りにも良い効果があったと思います。
ー自然を愛でる登山と言い、精神鍛錬の弓道と言い、落ち着いた趣味ですね。
L村田 人からは似合わない、って言われるんですが私は、花鳥風月の類は好きですね。
茶道や美術品鑑賞も時間を見つけては出かけています。
焼き物にも興味があります。萩焼きなどについ目がいってしまいます。
ーお酒の方は?
L村田 私はアルコールはほんのチョット、ビール瓶1本は飲まないんですよ。コップ2杯が適量です。それよりも茶菓子の方がいいですね。
ー村田さんお生まれは?
L村田 私は生まれも育ちも津なんです。今の洋装店は父が昭和30年から出しているのですが、私はその2代目なんです。
ー長年、津の街を見て思うことは?
L村田 一番は車社会になったことでしょうね。四日市、桑名と同じように津も中心部が大きく変わりました。
ー商売上の観点から一言。
L村田 時代の流れでしょうか。商売人は待つのではなく、先取りが必要だと思います(なかなかできませんけどね)。イベントもいいんですが、単発ではダメでね。何かこう、みんなが同じ方向に向くようになるといいんですが。津の城下町のおっとりしたところがありますよね。大門でも流行っている店とそうでないところが両極端でしょ。需要はあると思うんです。やり方でしょうね。その意味で、今度の市町村合併や中部国際空港のアクセス港の開港は地元が大きく変わるチャンスだと思うんですよ。
ー県都は変わると?
L村田 勿論、変わっていかなければなりません。この津市と近郊には山有り、海有り、歴史と文化に彩られた、寺社、温泉など豊富な観光資源があります。こうした資源の魅力に磨きをかけていくことです。これは今の私達の仕事でもあるんですけれどね。
ー今年1年を振り返ると?
L村田 市町村合併で1年が終わったような感じです。
本当に早かったですなあ。
この仕事は洋装店の商売をやっているより時間が早く過ぎる気がします。
ー本当にお疲れさまでした。
L村田 これで結構、ストレス溜まるんですよ。ですから今は、気分転換に絵画などを見て回っているんです。
ー最後まで、芸術肌のL村田さんでした。ちなみに弟さんは愛知県の美術館で学芸員をなさっているとのこと。本日は有り難うございました。