2004年10月号 |
120名のライオンが集う
RC、ブラザークラブ三役も出席
野呂幸世さんがSOを、近藤市長が津の合併を記念講演 同例会では、500万人トーチラン三重統括委員会の代表、野呂幸世さん(三重県知事夫人)と近藤康雄津市長(津LC名誉会員)が記念講演した。
知的障害者のスポーツの祭典「第八回スペシャルオリンピックス冬季世界大会」が来年2月に長野県で開催されるが、その聖火ををつなぐトーチランが10月3日、津市のお城公園を中心に開かれた。
津の祭礼を描いたもっとも古い絵巻物「津八幡宮祭礼絵巻」(ニューヨーク・パブリックライブラリー所蔵)を中心に「津まつり」に関係する絵画、書、工芸品を展示した展覧会を親子で鑑賞しようという「まつり展・親子鑑賞会」が9月25日に開催され、親子80組160名が参加して、津市の学芸員の説明のもと、熱心に鑑賞した。 |
老人パワーに元気を受ける 例会で映画を見ようという新しい企画「シネマ例会」が9月24日午後6時30分から津市大門の「大門シネマ」で開かれた。
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■連載■ |
万古焼きの荷物持ちがきっかけ、
日中友好
L舟橋裕幸
今月は、L舟橋裕幸にお話を聞かせていただきます。
ーお忙しいところを時間を割いていただき有り難うございます。さっそくですが、現在、三重県日中友好協会理事長に就いておられますが、関わりはどのようなことから始まったのですか?
L舟橋 三重県と中国の河南省との友好提携は、昭和61年に結ばれましたが、その前年に田川知事(当時)を団長とした訪中団に同行したのです。この時、田川団長に随行したのが、当時、私の所属する労働組合の委員長でした。その方から、先方への手土産の万古焼きの皿を持っていく荷物係として若手の私に声が掛かったのです。それが初めての訪中でした。それ以降、日中友好に関わってきました。
ー河南省の印象は?
L舟橋 河南省は、海岸部から1000km内陸側、中国の中東部にあるんです。省の大部分が黄河の南にあるため「河南」と言われています。当時は長閑な農村地帯といった趣でしたね。
ー最近の中国からすると大分違うのでは?
L舟橋 そうなんですよ。
10年程前から、訪中するたびに景色が変わっています。中国が大きく変わろうとしているのがよく分かります。例えば、上海は3年前のエイペックで変わりましたし、北京は2008年のオリンピックに向けて変わりつつあります。中国のパワーの大きさを感じますが、一方で、こうした都市部と山間地域の所得や住環境等は更に大きな格差が生じています。国内の急激な経済発展に社会のいろいろなルールが追いついていないように見えます。
ー今後の日中友好交流活動に期待しております。次に趣味やスポーツについてお聞きします。
L舟橋 私は、大学時代に少林寺拳法部に在籍しておりましてね。今では、なかなか体は動きませんが、こう見えても3段の黒帯なんですよ。この日本の少林寺拳法の源流であるお寺が河南省にある少林寺なのです。私も2、3度訪れたことがあります。
また、冬はスキーをやります。子供が小さかった頃は家族みんなで行って、ボーゲンから手取り足取り教えたものですが、子供が大学生にもなると、逆に付き合ってくれなくなりました。それで昨年は家内と2人きりで行ってきました。親父としての威厳も低下しましたよ。
ーお酒のほうは?
L舟橋 お酒は日本酒、洋酒を問わずオールマイティーですね。仕事柄、多方面の方々とのお付き合いがありますし機会も多いですね。
でも、私は、勉強させていただく良い機会だと考えています。ですからお話を聞こうとする面に重点がかかりますから、どうしても自重した飲み方になってしまいます。2次会もほとんど行きません。私の唯一の健康管理法と言っても良いかも知れません(笑)。
ー昼も夜もお忙しくて。
L舟橋 それが、友人などからは、議会が無い時は何やってるの?、暇でいいね、みたいな言われ方をされるときがあるのです。とんでもないですよ。今の私には土日さえありません。ある時、ゴルフに誘われて都合の良い日はいつか、と言われて2カ月先だ、と答えたら怒られましたよ。でもその位のスケジュールなんです。丸1日使うような予定が組めません。先ほども言いましたように、私の仕事は、なるべく多くの人と会って地域や業界の皆さんの声をお聞きする必要があります。スポーツ、文化、芸術等の分野の会議や行事はこれからも精力的に計画、参加していくつもりです。私は言ってみれば24時間365日営業のコンビニと同じです。
ーお察しいたします。人間、見てもらい所はなかなか見てくれないものです。最後にライオンズに一言お願いします。
L舟橋 ライオンズクラブに入れていただき、独特の用語が分からず、とまどうことも多いのですが、一生懸命、皆さんの後ろをついて行きますので、今後ともご指導をよろしくお願いいたします。
ー本日は有り難うございました。