2005年2月号

   

子どもたちにふるさとの昔を

  中部国際空港(セントレア)への高速船アクセス港として、「津なぎさまち」が2月5日開港式を行った。
 津LCでは45 周年アクティビティーとして「津の城下町再現模型」を同港の交流広場に設置し、津市に贈呈をした。
 開港式にはL村山会長はじめ、三役、45 周年実行正副委員長が招待され、近藤康雄市長から感謝状を頂き、セントレアまでの往復の試乗会にも参加した。
 津LCが贈った「津の城下町再現模型」は、横180センチ、縦140センチの2、500分の1の縮尺で、全体の地形を安政2年(1855年)、津城および城下町を享保4年(1719年)の津御城下分間絵図、江戸後期の津城下図をもとに考証し、江戸時代後期から幕末の城下町を再現したものです。
 制作に当たっては津市文化課の学芸員、松尾篤さんのご努力によるものが大きい。制作はナカシャクリエイティブ(名古屋)による。
 模型の背後には現在の津の町の地図に重ねて、城下町が示されていて、現在の津市が当時どんなところだったかを知ることができる。ちなみにL中村幹事の会社は当時の図からは堀のまっただ中であることがわかる。
 設置以来、この模型を興味深げに見入るお客様が多く、「あれ、寺の位置が違っているな」とか「京口門は赤い色をしとったと聞くけどなあ」「岩田川にこんな州があったんか?」などとわが町の歴史に興味のある方が口々に講釈をしているのが聞かれる。
 願わくば、小学校の先生が引率して子供に向かってふるさと講座をしていただけたらと期待している。



交流広場に設置されている。

江戸時代後期の津城下

内堀と本丸、左下は藩校有造館

現在の地図の上に当時の地図をかさねてプリントされているパネル。

      


長野へ30組の知的障害者親子と
2班に分かれて

  本年度メインアクティビティーの一つ、スペシャルオリンピックス応援・見学ツアーは2月25日、夜発の第1班は障害者20組の親子とライオンズクラブのメンバー48名。26日、朝発の第2班は10組の障害者親子とボランティア、ライオンズクラブメンバー33名。津を発って、長野に向かう。
 第1班は早朝、野沢温泉村に着き、三重県から出場の山根選手のスノーシューイングを応援、午後、善光寺で第2班と合流し、開会式をサテライトスタジオで楽しむ。
 翌日曜日はメイン会場Mウェーブでスケート競技を観戦し、長野市近郊の雪遊びを楽しんだ後、帰津する。
 SO500万人トーチラン三重統括委員会代表の野呂幸世さんも同行する。 


 国際協会334-B地区第4リジョン第1ゾーン
新入会員研修会



L宮木三郎講師に「感動したっ!」の声

 
 本年度334-B地区4R1Zの新入会員研修会が去る2月16日、プラザ洞津で開催され、ゾーン内23名の新ライオンが研修を受けた。
 講師には我が津クラブのL宮木三郎。
 津クラブから参加の6名のライオンによると、温かい人生の歩みぶりが偲ばれ、「感動したっ!」の声が多かった。研修会のあと、会長はじめ多くのメンバーで歓迎会をヤマニで行った。

     

■連載■




チョンガー会を不定期で…


L国分良介


今回はデンソー中部 三重支社の支社長であるL国分をお招きしてお話を聞かせていただきます。
―入会は何時でしたか?
L国分:2003年11月でL村田、L中川とご一緒でした。スポンサーはL平野にお世話になりました。
―早いものですねえ。では企業紹介をお願いします。
L国分:2001年10月に旧デンソーテック東海とデンソーが合併してデンソー中部になりました。津・四日市・亀山に3拠点があり総称して三重支社と言います。社員は90名で年間売上は今年の見込みで約35億です。PRをお許し頂けるなら皆さん是非ともETCを愛車に取付けてください!料金所をノンストップで通過できますよ!種々の特典もありこれほど良いものはないです・・・。
―お生まれはどこですか?
L国分:津の生まれです。地元の高田中学から津高を経て慶応大学に進学しました。卒業後(株)デンソーに入社し、しばらく刈谷市にある本社勤務でした。その後東京勤務を経て名古屋地区に戻ってきました。兄貴が靖夫ですが、皆様にはJCからお世話になっていると思います。ちょうど10歳離れていて、子供のころは喧嘩にもならないくらい相手にされてませんでした。
―単身赴任ときいていますが?
L国分:はい、その通りです。毎晩オークワのおかずをチーンしてこたつの中で酒を一人で飲んでいつのまにか気絶している毎日です。
金曜の夜に洗濯物を持って名古屋有松の自宅に戻り、また月曜の朝、津に戻ってくる生活です。お願いですからみなさん夜誘って下さい。歌は好きです。最近では加藤徹夫ライオンの「ノラ」を聞かせて頂いてからもっぱらこの歌ばかりです。いい歌ですねえ・・
津のライオンズには幸いにもチョンガーの方がたくさんお見えになって、チョンガー会を不定期に開催してます。みんな時を忘れて仕事も全部忘れて交流をさせて頂いてます。
―趣味は?
L国分:う〜ん。いろいろやりますが私は体育会系ですのでスポーツ全般と申し上げて良いですかねえ・・。でも全部下手なんです。ゴルフは我流ですからいっこうにうまくなりません。一応ライオンズではゴルフ部会に参加させて頂いてます。この前は、と言ってもだいぶ前の暑い時でしたが、L宮木のドライバーショットに驚かされました!
あんなに飛ぶ人は見たことがないです。真っ直ぐ飛んだら?なおすごいですよね・・・??宮木さん、ごめんね。
―ご家族について聞かせて下さい。
L国分:女房と二人家族です。29歳でたまたま抽選に当たって自宅を購入しました。
今思うと早くに持ち家をしておいて良かったと思います。やっとローンも終わり、少し生活に余裕ができてきました。海外旅行とか女房のご機嫌を取っている昨今です。。
―恐妻家??
L国分:はい、その通りです。人は僕を評するとき、あいつは女房に弱いだろうと言います。まったくのその通りで、お互いに一番大事な人!人前はばからずに言ってます。
―ごちそうさまです。人生観やモットーは?
L国分:人を大事にする事。人は財産です。みなさんも立場上大勢の社員を抱えてると思いますが、教育には人一倍熱心に取組んでいます。教育を受けると、人はどんどん大きくなって行きます。結果、大きな仕事をしてくれるし、その人がまた次の人に教育を与えてくれます。倹約の時代ですが、ここは絶対に手を抜かないようにしています。
―最後にライオンズに一言
L国分:はい、決してお世辞を言うわけではないのですが、私自身みなさんに教育をして頂いていると思っています。サラリーマンで育ってきましたが、なんとか根性がいつのまにか身についてしまって世間が狭かった事は事実です。ライオンズには多士済々の先輩方がたくさんおみえになり、それぞれの異文化・異業種に触れさせて頂いてます。自身の世界がどんどん広まっていく実感がしています。先輩方に「お客さん」と思われないように自分からもっとみなさんの懐に飛び込んでいくようにします。
―奥さんへのお惚気や人生観等みかけによらず、結構まじめなお人柄と推察します。単身赴任で時間を持て余しているご様子でしたが、しごとは?といささか心配にもなりました。みなさん大門の穴場を教えてあげて下さい!!