2006年12月号/2007年1月号(合併号)

   

   

「盲導犬育成事業」とは

チャリティーコンサートを前に盲導犬の基礎講座
11月第2例会


  11月24日、都ホテルで11月第2例会が開催された。
 今回は、YE国際関係委員会の担当で、お客様に中部盲導犬協会所長田島順治さまを迎え「盲導犬育成事業の概要」についてお話を伺った。
 1月20日に開催される「チャリティーコンサート」の目的が、盲導犬育成資金造成であり、この機会に会員が盲導犬育成事業についてより一層理解を深めるため分かり易く説明をしていただいた。
卓話主旨
1、盲導犬育成事業関係法令
 1978年:道路交通法に、盲導犬に関する規定が盛り込まれ、視覚障害者の歩行時の保護が規定された。
 2000年:社会福祉事業法に第2種福祉事業として法的に認知された。
 2002年:「身体障害者補助犬法」が成立、盲導犬、介助犬、聴導犬使用者が、公共の施設、公共の交通機関、そして不特定多数が利用する施設を円滑に利用することが可能になった。
2、 訓練施設、育成について
 わが国における盲導犬訓練施設は、現在9施設が国家公安委員会の指定を受け、盲導犬を育成している。この9訓練施設で年間育成できる盲導犬は110頭〜130頭で、新規使用者と代替使用者に約半々に割り当てられている。
 最後に、盲導犬を必要としている視覚障害者は7800人(推定)、現在活躍している盲導犬は約950頭でまだまだ不足しているのが現状である。
育成に要する資金は、ほとんどが一般の支援に頼っており、育成頭数の増加をはかるためにも今後とも格段の支援をお願いしたいと結ばれた。



汗かき王子 絶好調!!

2006年「年末家族会」
〜12月8日・津都ホテルで〜


  平成18年の年末家族会は、12月8日、都ホテルで開催された。
 5時30分から第1例会を済ませ、フルート三重奏で家族会が幕を開けた。
 毎年、年末家族会にはタイトルが付けられるが、今年のタイトルは、なんと「汗かき王子、絶好調!」。かの甲子園のハンカチ王子にちなんだらしいが、口の悪いライオンから、「汗かき酋長とちゃうんか?」とのヤジ。
 実行委員長・L小寺のいくぶん緊張気味ながら実直な開会挨拶に続き、前市長・近藤客員も久しぶりにご夫妻でご出席。ゆったりとした親しみあふれるご挨拶があった。
 L阿部前会長から三役への花束贈呈があり、会員祝賀では喜寿を迎えたL宮木三郎、L杉田和彦。還暦のL別所晋一、L山路行雄、L野呂昭彦、L寺家光弘。また金婚はL三宅克也、銀婚は宮木康光の皆さんがお祝いを受け、会長から記念品を贈呈した。             
 宴は美味しい料理と、L橋爪、L渡辺の司会に加えてピエロの風船パフォーマンスで和やかに進んだ。
 福引代わりのビンゴでは、タキシードに身を包んだL伊藤雅朗、L浅井が「都ホテルのアルバイトボーイさんか?」と冷やかされながらも名調子で進行役を務め、新鮮なお正月用品や、ケーキ、花が用意され一喜一憂、なかでも都ホテル特選のおせちがなかなか当たらず、札を入れ忘れたのではと気をもむ場面も!
 今年はクラブの会員数も増え、いつになくご夫人、子供さんの出席も多く、若々しく、華やかで豪華なパーティーとなった。
 午後8時30分、輪になって「また会う日まで」で楽しく終了。

恒例、三役に花束

還暦、喜寿のお祝い

風船と皿回しのパフォーマンス

久しぶりにご家族が多く参加

いやーっ!いつまでもお若いですね。

L近藤客員もご夫妻でご出席

タキシードの名コンビでビンゴゲーム

   


   

L舟橋が環境問題の現在を卓話

=12月第2例会=

  12月22日、都ホテルで12月第2例会が開催された。
 H18年最後となる今回は、環境保全委員会の担当で、当クラブ会員のL舟橋裕幸より「環境問題について」と題してお話を伺った。
 地球規模の環境問題から、差し迫った地域の産業廃棄物処理場の問題まで詳しく解説され、最後に、全て行政に任せるのでなく、私たち一人一人が考え行動すべきであると力説された。


よき一年、俳句に託して

=和やかに新年例会=

  

元気よく新年のご挨拶

年男のご紹介

2006年入会のライオンによるロアー

新年俳句、みごと金賞はL原田

 1月15日、津ライオンズクラブ1月第1例会は恒例により新年例会として開催され、下期のスタートが切られた。
 L山路会長の年頭の挨拶から始まり、誕生祝の発表、新入会員の入会式へと進行、今回はL山尾陽彦が紹介され入会。
 審議事項として2006年度下期予算案が提案され全員一致で承認された。
 6時から新年会に入り、本年の年男として9名が紹介され、前会長L阿部の「ウイ・サーブ」で乾杯し華やかな宴に突入。
 新春初舞は、例年のごとく乙部の芸子の華麗な舞を堪能(津の芸子さんもわずか三名。津の良き文化がいつまで続くか心配しつつ)。
 引き続き、初の試みとして新春俳句大会が催された。
 多数寄せられた秀作の中から、最優秀賞としてL原田温夫の句、
 「満潮に 水鳥重く 水をける」
が選ばれた。
 順次、上位入賞句は、
 モウと鳴く 呼ばれる声の 息白し(L橋爪俊裕)/歳旦や なぎさまちより 船いずる(L杉田和彦)/冬枯れの 庭に咲きたる 雪の花(L稲畑芳美)/動物の 生きる力を 見し新年(L下岡明生)
 その後は、2006年入会者のライオンズ・ロアーが行われ今後の活躍を祈念した。
 本年もすばらしい一年でありますように!

  

■連載■




競技の時の緊張感がたまらない

L片岡茂樹


 今回は、片岡工務店代表のL片岡茂樹にお聞きしました。

―入会年度と入会のきっかけは?
L片岡 入会年度は、2006年7月です。きっかけはL山路行雄会長、L加藤徹夫にお誘いいただきました。スポンサーはL加藤徹夫です。
―ライオンズに入会してのご感想は?
L片岡 歴史ある津ライオンズクラブに入会させていただき、いまだ緊張しております。
 様々な業種の方と仕事以外のお話や、お付き合いが出来、大変得るものが多く、すばらしい機会をいただいた事を光栄におもっております。
―お仕事の内容、会社のPRを?
L片岡 津市上弁財町で片岡工務店を営んでおります。業務内容は、左官工事、タイル工事をしております。ゼネコンの協力業者です。
―津とのかかわりは? 
L片岡 生まれも育ちも津市です。途中、東京に4年、大阪に5年いましたがやはり、津が一番住みやすいですね!
―お仕事のモットーは?
L片岡 常に工期、工程に遅れない事です。その点ではかなり厳しく従業員まで指導しております。冬期には朝方まで仕事をする事が多々あり、従業員には本当に感謝しています。
―ゴルフは達人と伺っていますがご趣味は?
L片岡 やはりゴルフですねえ!競技に参加した時の緊張感がたまらないです。
 今年は、三重県オープン、東海マスターズの試合に出場しましたが、成績は無惨でした。グリーンの速さが、経験したことがない速さでまさに氷の上でしている様でした。
 プロの方々と廻り、自分の未熟さを痛感させられ来年もチャレンジするつもりです。
―お仕事もお忙しいようですが特に身体に気をつけてみえることは?
L片岡 とにかく野菜を多く食べるようにしています。それとゴルフ中でもカートに乗らないよう、歩くことに心がけています。体重が80キロ以上にならない事!
―海外旅行で遭遇したビックリ?
L片岡 学生時代に韓国へ自転車競技試合にチュン・チョンへ行った時、街の露天で蛇の血を飲むと身体の疲れがとれるという事で、当時の日本円で500円で飲みました。あの時のなま臭いにおいは二度と飲みたくないですね!疲れもとれなかったです。
 みなさんも気をつけましょう。
―お好みの女性のタイプは?
L片岡 やはり妻です。本当に助かっております。感謝、感謝!
 今度、生まれ変わっても妻と一緒になります。
―ライオンズクラブへのご意見は?
L片岡 入会して5ヶ月ですが、これからもライオンズマンとして奉仕活動、地域活動に貢献し一生懸命頑張りますのでよろしくお願いいたします。
 昨年7月、6人の新人誕生の1人。根がスポーツマンなのか、キリッとしたなかに先輩を気遣う清々しさが気持ちいい。昭和40年生まれで、同期のL伊藤健、L山原と同じ41才。津LCの平均年齢までまだまだ。
 すばらしいキャリアを積み、時代のLCを引っ張ってくれること確実の好青年である。
 2つ違いの奥様・久美さんと七才のご長女・実嶺さんのよき夫、パパである。

 なお、私事ながら、先月号は体調を崩し、休刊とさせていただきました。お詫び申し上げます。
 今後もより一層のご協力をお願い申し上げます。(L大村)