2008年7

         

   

ジェントル橋本号、緊張気味にスタート

魅力ある例会・委員会、会員増強と2大アクトを発表
2008年7月第1例会


 

 緊張感いっぱいのL橋本新会長のゴングにより7月第一例会(1157回)が開催されました。会長挨拶では、本年49年目を迎える我が津ライオンズクラブは、脈々と受け継がれてきた先輩諸兄の思いをしっかりと次世帯へ伝承していくことが責務であり、メンバー諸氏のご支援、ご協力のもとにその責任を果たしたいという決意表明があり、「魅力ある例会・会員委員会の運営」、「会員増強活動」に加えて、本年の2大アクテビティである、
1.「介護者を励ますために講演会を開催」
 現在、津市においては60歳以上の人が6万6千人、うち要介護者が1万2千人もいる高齢化のなかで、介護者のご苦労は他人事では済まされない切実なものであり、そんな介護者の一助にでもなればと、介護経験者の講演会を開催したい。
2.「ボランテァ活動支援(国際交流支援)」
 ─津市においても国際化が進み、津市在住の外国人は9、200人と増加しています。その人々が故郷との生活文化の違いや、日本の生活ルールを知らないために、種々の問題が起きています。今、少しでも外国の人たちと接点をはかり、コミュニケーションを取ることが問題解決の一歩になり、また、その人々を支えてボランテァ活動を行っている団体の活動を支援すると共に、私たちもその活動に参画していきたい。─を中心に、「青少年健全育成事業として津市伝統文化芸能の継承」、また他の継続事業の推進と共に、他クラブとの交流の場をもち、クラブのさらなる活性化をはかっていきたい。という会長基本方針の説明がありました。
 結びの言葉として、私たちのクラブ活動に欠かせないものは、我々の活動を支えていただく会社や家族の理解であり協力であります。有意義なライオンズライフを送るために、一生懸命に仕事をしましょう、家族を大切にしましょう、そうして精一杯ライオンズクラブ活動をしましょうという熱い呼びかけがありました。
 ◎クラブスローガン
 みんなで楽しみましょう!
 考えましょう!
 実践しましょう!
 ライオンズ
(PR会報・IT委員会 田中)


紹介される新役員

   





華麗なる年次例会

=6月第2例会:6月27日=
─小寺丸帰港─


お疲れさま会長、幹事そして江藤さん


ちょっとウルウル…?

  
 去る6月27日の第2例会(第1156回)は、2007─2008(第48代)役員の最終例会であり、小寺克之会長の有終の美を飾るご挨拶から始まり、宮木康光幹事から役員を代表して退任のご挨拶もありました。この1年間も印象に残る様々なアクティビティーがあり、「メインアクト 心のふれあい感動!デイキャンプ」、「太鼓フェスティバル」、「春の家族会」など小寺会長のもと津ライオンズクラブの一致団結した行動力で、いずれも大成功に終えることが出来ました。恒例の新旧役員のバッジ交換も行われ、いよいよ次期(第49代)橋本正治会長の「橋本丸」へのバトンタッチがありました。また、本例会をもって退会されるL大村直武の退会挨拶があり、会社の異動により後任の選任も併せてお願いしたいとのことでした。
 また、当月末をもって定年退職を迎えた江藤洋子事務局員の涙ながらのご挨拶があり、小寺会長から花束贈呈もありました。平成3年から17年間も永きに渡り津ライオンズクラブを支えていただきました。「江藤さん」、「江藤さん」と彼女を困らせた我々もただ、感謝、感謝であります。本当にご苦労様でした。こちらも、乙部久美子事務局員へのバトンタッチでありますが、本年12月くらいまではお手伝いをしていただけるようです。
 懇親会では、山路行雄前会長の乾杯発声で始まり、ゴルフ部会、年間アワード、フォトクラブの各表彰式があり、フォトクラブでの最優秀作品には、出席ライオンズの投票により江藤さんの作品「木立に映えて」が選ばれました。いつの年次例会もそうですが、本年は一際名残惜しいバトンタッチ例会でした。
         (L田中進)


写真同好会も彩り


 当年次例会で写真同好会メンバーの力作が発表され彩りを添えた。
 グランプリは会場のライオンによる投票で紅一点の江藤事務局さんが獲得。美的才能も備えていてことを証明。作品を以下にご紹介します。本作品は今年5月、同好会の撮影会で京都・宇治「三室戸寺」での撮影。




   

ゴルフ部会だより


初戦Vは、なんとL橋本会長

=上期予定も決定=

  本年度ゴルフ部会は7月23日、伊勢CCで何とL橋本会長がグロス86の優勝(2位はさすがの80でL杉野、3位はL加藤徹夫)でスタート。L伊藤雅朗部会長の下、L小林幸夫、L松田貞司、L牛場章雄の幹事で行われる。上期の予定は次の通り。
●7月23日(水)・伊勢CC
●9月28日(日)・三重フェニックスリゾートGC
●10月28日(火)・津中央LCチャリティ・三重中央CC
●11月26日(水)・五クラブ懇親・三重中央CC
●12月3日(水)・忘年ゴルフ・三重白山GC
 下期は未定。
 部会費は半期6千円、登録料は各回3千円。ハンデはダブルペリア、ハンデ戦を交互に行う。
皆様、楽しく愉快に健康のためふるってご参加下さい。


●─会報誌に見る津LCの歴史─●


百五万石の金丸キャビネット
発足当時の思い出


L原田温夫


─前年度よりの引き続き、会報誌に寄せられたL原田温夫の津LCの歴史を掲載します。

 私が津LC15代目の会長に就任したのは昭和49年(1974年)7月であった。任期中には15周年の記念事業を成功させるために、ベストを尽くさなければならないと考えていました。8月例会の日、百五銀行頭取で津LC初代会長の金丸吉生Lから「会長、ガバナーを引き受けることになった」と云われ、突然のことで全く予期していませんでしたので、驚きと不安が交錯しました。金沢百万石キャビネットの宮ガバナーに説得されたなーと感じました。当時の日本の複合地区は、302Eと302Wの二つでした。302E複合地区は準地区をA地区からK地区の10地区で構成され、F地区は岐阜・三重・富山・石川・福井の5県のクラブで構成されていました。従いまして、金丸Lは1975─76に302E─F地区のガバナーに就任することになりました。
 地区ガバナーは地区運営の責任者としての職務の内、特に効果的な会員増強及び新クラブの結成を推進するよう要請されますが、新クラブの結成は簡単には出来ません。地区内のクラブが、新しいクラブをエクステンションするのを待っているより、津クラブが津市内に新しいクラブをエクステンションしなければならないと思い、直ちに津LCエクステンション委員会を結成し、新クラブの結成に着手しました。
 山田委員長をはじめ会員の努力の結果、12月迄に新クラブの会員予定者が揃い、津クラブから何名か転籍するか?等々色々な意見が出て、紛糾しましたが、私が会長として、1名も転籍せず、ニューメンバーをもって結成すると宣言し、騒ぎは収まりました。
 クラブの名称も津中央ライオンズクラブと決定され、会長予定者も決まり、いつでも結成会が出来るようになりましたが、金丸ガバナーが就任されるまで待ってもらう為、数ヶ月準備例会を開いていただきました。
 金丸ガバナーは、1975年6月アメリカのダラスで行われた第58回国際大会で正式に就任され、帰国された7月6日に津中央LCの結成式を行うことが出来ました。
 キャビネットの役員については、金丸ガバナーから何の話もありませんでしたので、どうなるのか心配していましたが、12月になり百五銀行本店に、キャビネット役員予定者の意見を聞くということで集められましたが、誰からも具体的な意見は出ませんでした。それではということで金丸ガバナーから、キャビネット幹事L原田、キャビネット会計L真弓。4名の副幹事、2名の副会計、津LCから選出の4名の委員長と、ホストクラブから各1名の委員長の推薦を受けた9名の委員長が発表されました。幹事団(幹事と副、会計と副)は半年後にせまったキャビネットの勉強のため、早速金沢に向かい、宮ガバナーから熱心なご指導を受けることが出来ました。
 私が会長をした1年間は、津LC15周年記念大会、津中央LCの結成の準備、302E―F地区キャビネットの準備と大変でしたが、会員の総力と協力によって、津LCの伝統を汚すことなく、過ごしえたことを今でも心から感謝しております。