45年を迎え、名門クラブに
上富良野LC45年式典に友好訪問
4月26日〜28日
L北川会長のご挨拶
支援の中学生ブラスバンドに感動!
こちらでは初夏、北海道では早春のなか(本当に寒かった)、姉妹提携クラブである上富良野ライオンズクラブの45周年記念式典が4月26日に盛大に開催されました。
当クラブからはL橋本会長始め総勢21名(予定?)が参加いたしました。出発の日は雨上がりの天候のため大変な強風・荒波であり、津なぎさ町から21名が元気にスタートしましたが、途中の船内では荷物が飛び上がる程の縦揺れ、横揺れで、セントレァに着いた時には、約5〜6名が青白い顔で案内口まで辿り着きました。そのため搭乗者は19名となり、おまけに旭川空港の着陸直前には乱気流のため、参加者のほとんどが初体験である横揺れ、急降下で、フライトアテンダントの「少々揺れますが飛行には何の問題もありません」という機内アナウンスが恨めしく思えるほどで、今度は全員が青白い顔で到着口まで辿り着きました。
このような大変な旅行にもめげず、我々はライオンズ精神に則り雄々しく記念式典に臨みました。
記念式典は331―B地区第2R第1Z・第2Zの15クラブ、スポンサークラブ・提携クラブの2クラブやご来賓の方等総数約200名余の参加のもと盛大・厳粛に挙行されました。当クラブと上富良野ライオンズクラブとは、明治30年に三重県津市出身の田中常次郎氏が初めて開拓団として入植したご縁で、平成8年に姉妹提携を結び、以来永きに渡り友好を深め、常に再会を喜び、家族同様のお付き合いが出来る関係にあります。このことで当クラブはスポンサークラブの富良野ライオンズクラブと共に感謝状を頂戴し、大歓迎を受けました。
記念式典の後は華やかな祝賀会となり、地元の上富良野中学校の吹奏楽部による日本のトップレベルの演奏がオープニングを飾り、地元の豪華料理、地酒に堪能しました。ただ残念なことに、旅の疲れからか1名の方が体調を崩されました。
が、病院で療養され、翌日には回復され予定通りに津まで帰られました。ご安心下さい
翌日は、かの有名な旭山動物園を見学しました。本来であれば改造工事のため休園であるところ、L橋爪俊裕のお力により、友人である坂東園長が特別に入園を許していただき、ご案内までしていただきました。
旭山動物園はその見せ方に特色があり、全国一の人気がある動物園となったようですが、最初に坂東園長からお話があり、動物と人間の接し方を見直し、人間が勝手に人間の目線で動物や植物を扱ってきたことが今日の環境破壊に繋がっていること、だから動物の目線で考え工夫して、市営動物園を経営していかなければならないこと等、我々にも大いに考えさせられる内容でした。
確かに園内は他の動物園とは違った角度から動物の生態が見られ、大人も十分楽しめる工夫が施されていました。
兎にも角にも苦しみあり、喜びあり、楽しみありの大変な旅行でしたが、体調を崩された2名の方がまた元気に例会に顔を出していただき、後日談として笑い話になれば大いに幸いです。また、上富良野ライオンズのメンバーが来年の当クラブの50周年には必ず参加すると約束いただいたことも大いに嬉しく楽しみなことであります。
雨の中、多治見へ
=第55回地区年次大会=
5月17日(日):岐阜県多治見
新緑を潤す雨の中、第55回地区年次大会に津LCから27名と事務局が参加。
午前10時から、代議員総会。資格審査、議事運営、指名、決議の各委員会が開催され、指名委員会では次期ガバナーにL石井博之、第1副ガバナーにL炭竈好司(関LC)、第2副ガバナーにL中村光宏(四日市みたきLC)を選出。次次期からリジョンチェアパーソンの廃止。決算報告。次期スローガンに『一致団結』などが決議された。なお、代議委員以外は近くのアウトレットへ。
昼食後の大会ではL松尾ガバナーの一年の総括。年次表彰。津LCはグッド・スタンディング賞、会員増強優秀賞を受賞。
記念アクティビティーとして「岐阜県腎・アイバンク協会への寄付」「三重県角膜・腎臓バンクへの寄金」「ライオンズクエスト資金」「アイヘルスケアプロジェクトへの寄贈」「多治見市星ヶ丘競技場へのライオンズゲート」など。次年度は334─B4R1Z、8クラブのホストで津で開催。
早朝7時30分に津を発ち、ガバナーズ懇親会をそうそうに切り上げ、7時過ぎに帰津。お疲れさま会を「新玉亭」で行い一日の労をねぎらった。
ガバナーの年間総括スピーチ
国際交流の現状を聞く
チャーターナイト例会
─4月第2例会・4月24日─
鏡 康男氏
第1176回チャーターナイト記念例会が橋本会長のゴングで午後6時開始。
お客様は(財)三重県国際交流財団常務理事兼事務局長の鏡康男様をお迎えした。
審議事項は第一副会長中村豊久Lより2009〜2010年の委員会構成案を発表、審議の結果承認された。報告事項は宮木三郎Lより上富良野LC45周年記念式典参加説明。今回太い絆をより一層太くしてきたいと決意を述べられた。
ゴルフ部会より三クラブ合同懇親ゴルフ(桑名カントリー)の成績発表の後、鏡様より卓話を頂戴する。
財団は1991年設立、現在9名の職員で活動、アスト津ビル3F所在。事業内容は@多文化共生事業A国際交流事業B国際協力事業の実施である。現在では外国人住民が増加してきているため、多文化共生事業が中心。日本の人口が減少する中、外国人と共存していく「共生社会」の実現が必要であると話された。なぜなら、現在、三重県の外国人登録者は約5万3千人(内訳としてブラジル人が4割)外個人割合が全国で第3位、(1位愛知県2位東京都)県内では鈴鹿市、四日市市についで津市は3番目であるからである。また全国の外国人登録者数は右肩上がりで現在215万2千人。ちょうど長野県の人口と同じである。1990年出入国管理法の改正で日系人なら3世まで日本に滞在でき、就労もできるようになった。そして、日本企業の人手不足もあり外国人労働者(人口)増につながった。その為、日本語指導者、通訳、翻訳者、医療通訳、災害時等、ボランティアの育成が不可欠となっている。最後に“小さなブラジル図書館”について「書籍455冊、観覧自由の図書館。津ライオンズクラブのご寄付ありがとうございます。」とお礼の言葉を頂いた。
なお、1177回例会では、上富良野LC45周年出席報告。本年度夏期YEをL松田宅をホストファミリーとして受入をお願いするなどが報告された。
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