去る8月10日、8月第1例会は、青少年健全推進委員会担当例会として行われました。前年度までのコーラスフェスティバルの審査委員長、津児童合唱団の指導第一人者(現・養生小学校長)である、川合俊平氏を講師としてお招きし、「義務教育に取り入れられる和楽器について」というテーマでご講演いただきました。
文部科学省の学習指導要領が来年度より変わり、義務教育における音楽の時間に、和楽器(琴・三味線・尺八・太鼓等)に親しむという項目が追加されるということ。グローバルな交流が行われる社会で、日本人としての自覚、基礎理念を、日本古来の文化を再度見直し、創意工夫することを通じて、子供達に体得させる意図だそうです。
和楽器の演奏は、現在の教師の方たちが指導するのは難しいでしょうし、楽器自体も揃っていません。演奏指導のご協力を多方面から頂いているようですが、音楽の時間も限られている中で、和楽器に親しむ時間はまだまだ十分に確保されてはいません。今後、教師陣、設備機器、授業時間の拡充が望まれます。
当クラブとしても今下期以降、なんらかのアクティビティに組み入れるようご検討いただければと思います。
(報告・平澤利之)